「Bスポットをやったけど、喉の痰が取れません…」
「Bスポット療法を何度も受けているのに、ずっと喉に違和感がある」
「痰が絡んで、後鼻漏の不快感が全然取れない…」
そんなご相談を、和ひのき薬局では多くいただいています。
一時的によくなっても、またぶり返す。
通い続けてもすっきりしない。
そういったお声は、決して少なくありません。
なぜBスポットだけでは改善しないのか?
実は「粘膜の炎症」を繰り返す体質がある
Bスポット療法(EAT療法)は、上咽頭に塩化亜鉛を塗布して炎症を抑える治療法です。
急性期や軽度の炎症には効果的なこともありますが、
慢性化している方の場合は、体の中に“炎症を引き起こす要因”が残っていることが多いのです。
漢方では、こうした粘膜の不調も「体の内側のバランスの乱れ」としてとらえます。
体の中にある「炎症のもと」とは?
たとえば、こんな傾向はありませんか?
- 胃腸が弱くて、食後に重たさを感じやすい
- 冷たい飲み物をよく飲む
- 手足が冷えやすく、上半身だけほてる
- イライラしやすく、ストレスを抱えやすい
- 夜ふかしが多く、生活リズムが乱れている
これらは、すべて「粘膜の炎症を長引かせる」要因になります。
どれも一見関係なさそうに思えるかもしれませんが、体の内側が乱れていると、治療しても粘膜がすぐに炎症を起こしてしまうのです。
「痰が絡む」「喉に流れる」──タイプごとに違う原因が
和ひのき薬局では、こんな視点で丁寧に伺います
- 痰の質感:サラサラ?ネバネバ?ドロドロ?
- 時間帯:朝?夜?常時?
- 他の症状:胃もたれ・冷え・睡眠の質・ストレス状態など
粘膜の状態は、体の内側の状態を映す“鏡”です。
症状を追いかけるのではなく、「なぜ今の体がこのような状態になっているのか?」を見極めてこそ、根本的な改善が目指せます。
「同じ後鼻漏」でも、使う漢方薬は全く違います
- 鼻水が透明な人と黄色い人
- 食欲がない人と食べすぎてしまう人
- 痰が朝に絡む人と夜に悪化する人
これらの違いだけで、選ぶ漢方薬はまったく変わります。
だからこそ、自己判断で市販薬やネット情報に頼るのはリスクがあるのです。
【体験談】1年以上Bスポットを続けていた40代女性の場合
ある40代の女性。
上咽頭炎と診断され、1年以上Bスポット療法に通っていましたが、
喉に痰が絡む感覚がどうしても消えませんでした。
詳しく伺うと──
- 胃腸が弱い
- 冷たいものを好む
- 夏場でもクーラーで足が冷える
- 便通が不安定
- ストレスが多く、睡眠の質も低下
この方には、「体を温めて余分な水分を排出する」漢方薬を中心に処方し、
冷飲食や生活リズムの見直しも併せてご提案しました。
その結果、半年後には痰の絡みが軽減し、夜もぐっすり眠れるようになったとのことです。
「もう治らない」と感じたときこそ、ご相談ください
いろいろ試したのに改善しない後鼻漏や上咽頭炎──
その原因は、粘膜だけでなく「体全体のバランス」にあるかもしれません。
和ひのき薬局では、表面的な症状だけでなく、あなたの体質・生活背景・心身の状態まで丁寧に伺いながら、最適な漢方と養生の方法をお伝えしています。
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この記事を書いた人
神谷 和憲(かみや かずのり)
和ひのき薬局 薬剤師/漢方相談担当
後鼻漏・上咽頭炎など、長引く不調にお悩みの方に寄り添いながら、
漢方と食養生での改善をサポートしています。
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